日経平均13連騰ならバブル期の88年以来、27年ぶり2度目の快挙でしたが、結局1日まで12連騰を記録、これでも1960年代までさかのぼる、まさに100年に1度か2度の大記録です。
しかし、不思議なくらい過熱感がありません。
一昨年の13年5月23日に日経平均が1100円を超す暴落があった時には売買高76億株、売買代金は5兆8376億円でしたが、今はともにその半分以下しかありません。
あえて東京市場の不安材料を上げれば、1ドル〓128円を超えるような超円安が進み、米国が為替水準の是正に動くことくらいでしょう。
“株価依存内閣”を自ら認める安倍内閣は、長期政権を視野に入れ、壮大な上昇相場を描いています。その最初の目標が中曽根内閣(1982年11月〜87年11月)時代の株価です。
中曽根政権時代は、7898円から2万2795円まで上昇し、率にして188%で、戦後の内閣で最高の上昇率です。それに続くのが12年12月からの安倍第2次内閣で、発足時の1万230円から先週末の終値が2万460円ですので、率にしてちょうど100%です。
2万円乗せの日経平均の次の目標は中曽根の首相退任時の2万2795円となりますが、これを達成した途端に、「次は竹下内閣時の3万3667円がターゲット!」と、連日メディアを賑わわせることになるでしょう。
さすがに3万3667円の年内達成は無理でしょうが、東京オリンピックが開催される2020年までに達成する確率はかなり高いのではないでしょうか!
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