株式市場では年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のように、巨大な運用資金で株を買うような公的機関を「クジラ」と呼んでいます。
そのうちの一つ、ゆうちょ銀行が動き出しそうな気配が漂ってきました。同行の運用責任者として、米国のゴールドマン・サックス日本法人の元副社長がゆうちょ銀行の副社長に就任したのです。
因みにゆうちょ銀行の運用総額は206兆円と云われておりますが、いまだに国内株式投資額は2兆円程度です。
しかし、これをGPIF並の25%まで引き上げると50兆円もの資金が株式市場に流れ込むことになります。
日経平均が2万円に乗せても、全く高揚感がないのは、買わなければならない国内の公的資金と、持たざるリスクで機械的に買う海外ファンドという強力な買い手による需給相場だからなのです。
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