日経平均株価は、当社の読み通り、いよいよITバブル期の高値2万833円を射程圏に捉えてきました。
相場全体の振幅が大きくなる際に注意を払わなければならないのがβ(ベータ)値です。株価指数の動きに対する個別銘柄の値動きの感応度合いを示すもので、値が大きければ上昇相場では上げの勢いが付きやく、下落相場では下げも大きくなりやすいのです。
今年5月まで過去3年間を対象期間としてβ値を算出したところ、β値が1.5の場合、日経平均が10%動くと株価は15%変動することになります。
日経平均は東証株価指数(TOPIX)と比べ値動きが大きくなる傾向がある分、各銘柄のβ値はTOPIXに対するものよりも低くなりやすいのです。
日経平均に対するβ値が高い銘柄を調べてみると、証券株と不動産関連株が上位に入ります。注目!
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