景気対策として期待される定額給付金の給付が始まりましたが、申請手続きを装う振り込み詐欺などのトラブルも相次いでいるようです。例えば、市役所職員を名乗って電話をかけ「給付金の手続きが終わっていないので、キャッシュカードを持って銀行のATM(現金自動預け払い機)に行くように」などと指示しお金を騙し取ろうとしたケースもあったようです。皆様方におかれましては、くれぐれもご注意されますように...。
土曜日の昼下がり、近くの公園をブラブラしていると、桜の木の下で大宴会をしているグループが多くありました。空はいわゆる花曇り、桜満開であり、どこもそれなりに盛り上がっておりました。天気が良かったため、こんな光景が東京のどこでも見られたことでしょう。
古来より、花と云えば桜のことで、誰にでも身近なものでした。春が訪れる喜びをこの花を見ながら皆で分かち合ってきたのでしょう。
物の名前にもこの花の名前をつけて呼んだものが少なくなく、桜エビ、桜貝、桜鯛、桜餅、桜湯など桜の色は何かほのぼのとして、優しい気分にさせてくれます。今風に云えば、「いやし」「ヒーリング」と云った事でしょうが、日本人は自然の中に、その時々の季節を味わう事で気持ちをリラックスさせたのではないでしょうか。
株式市場にも久しぶりに春が訪れて、満開の桜見物と行きたいところです。「100年に1度の危機」は「100年に1度のチャンス」でもあります。
株式相場にはサイクルがあります。09年の今が、そのサイクルのどこに位置するかを確認しておけば、相場に勝てる可能性がグッと高まります。このサイクルを端的に表した格言が「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち楽観と共に成熟し、幸福のうちに消えていく」と云うものです。
"次の変化"を先取りして動くのが株式市場であり、株価は実態経済より先行して動くものです。通説では、景気の実態に6ヶ月から1年ぐらいは先見性があるとされています。
悪材料山積み、四面楚歌の中で相場は底打ちするものです。
儲けの真髄は"この初動期を逃がさない事。
まさに『人の行く裏に道あり花の山』なのです。
"儲ける"とは信じる者と書きます。