高成長時代やバブル時代には「地位」「名声」「収入」を掴むべく、がむしゃらに働いたものです。これに対してバブル時代を知らない今の20?30歳代の低温世代は、何を「幸せ」を測るモノサシとしているのでしょう。
思いつくのは「堅実」「実利」「充実」というキーワードです。人気の婚活パーティーでも女性に人気があるのは、男性の職業は転勤が少なく生活が安定している公務員のようです。堅実を手堅いと考えるようです。
また、実利を重視するのも低温世代の特徴のようです。昔の若者のようにお金を出してブランド物のバッグやパーティー衣装を買ったりせず、レンタルで済ませる。
また、いつクビになるか分からない状況でも悲壮感はなく、好きな仕事なら充実感を感じると云います。彼ら低温世代は低成長時代にマッチした生き方をしており、決して将来を悲観しているわけではありません。
内閣府の世論調査では、今後の暮しが「悪くなる」との回答が20代で25%、30代で35%でしたが、50代?60代では55%と将来に不安を持っているようです。低温な経済にも順応できる彼らの価値観を知ることは、消費、ビジネスなどのあらゆる面で低成長経済を乗り切るヒントになるかも知れません。
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