「国内は低迷だが新興国向けが牽引...」―これは『会社四季報』(春号)で多数見られる記述です。自動車や機械、エレクトロニクス関連企業などは、特に2009年後半から新興国向けの売り上げ回復傾向が顕著になっております。
日本の輸出関連企業で新興国と無縁という企業は皆無と云ってもいいでしょう。輸出企業の多くは、今年、業績の本格回復が見込まれております。しかし、それは新興国需要の牽引によるところが大きいのです。
日本全体では「不透明な2010年」であっても、日本の個別企業にとっては「大チャンスの2010年」になるような予感がします。それは、昨年の11月11日の、このコーナーでもお話しをさせていただきましたが、今、目の前の花園(アジア)が花を開こうとしております。
経済の根本は今も昔も変わりません。世の中は、いつの時代も過去の繰り返しの連続です。日本でも何度も危機に直面し、再び復活する歴史を繰り返してきました。これからの日本経済を見通すためには、過去の経験や歴史を糧に、未来の成長の"種"を見つけ、新たな歴史の扉を自らこじ開けることです。
財は掻き集めるものです。
ただ、待っているだけではやって来ません。
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