5月の日本市場は過度に売り込まれた感がありますが、南欧州の信用不安に揺さぶられ、大きな影響力を持つ外国人投資家が萎縮したとあれば、目先売られたのも、ある意味当然と云えます。
ただ、日本株そのものの信用力は回復基調です。株価と信用力の関係は深く、この視点から見ると、'日本株は売られすぎ'と云えそうです。
こういった展開は景気回復の初期段階でよく見られる現象で、個人投資家の方々にとっては絶好の買いのチャンスとなるでしょう。
株式市場全般はまだ弱気派が大勢を占めており、些細な材料で恐怖心に駆られた売り物が出ます。そのため、相場巧者にとっては思わぬ安値で株が買えるため、願ってもない相場なのです。
株式投資とは、「安く買って高く売る」だけのことですが、残念なことに殆どの個人投資家の方は、暴落時のバーゲン・ハンティングができません。取り敢えず、様子見を決め込んでしまい、買い安心感が広がり出してかなり相場が戻ってきたところで買い付いてしまいます。
あとから考えてみると、殆どの場合「○○ショック」と呼ばれた大暴落の時が買い場となっております。「谷深ければ、山高し」?暴落がきつかった時こそ買い方にとっては、絶好の好買い場となります。
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