牛や馬の大群が、制御が効かなくなって暴走する現象を「スタンピード」と呼び、この言葉はよくウォール街でも使われます。ギリシャに端を発した信用不安に対して、EU内での対策が後手後手に回り、結果として市場が暴走(スタンピード)し、最後にはドイツ単独でのカラ売り規制に「EUは一枚岩」であると云う信頼が疑われ、今回の暴落につながったのが好例です。
市場にはあらゆる種類の人々やカネが流入したり流出したりするため、ルールは当然必要ですが、時代の変化とともに高度な金融商品がそのルールの枠を超えて作られるようになり、そこに人間の持つ欲望が絡んでくるとしばしば暴走することになりますし、暴走の後は規制をしようとする動きが出てきます。
市場の歴史はある意味では暴走と規制の繰り返しなのですが、厄介なことにその度に市場の価格が実体以上に大きく上下することです。いわば市場は暴騰と暴落の歴史と云えますが、こうした大きな波乱の中にも「不変の真理」はあります。
それは、株式投資の基本は「安く買って、高く売る」と云うことです。「人の行く裏に道あり花の山」。?統計データが整っていなかった江戸時代から、相場に携わってきた先人が残してきたこの格言は、安い時に安いものを買うことが成功の道だと教えています。
日本経済全体をボヤーッと眺めては不安感に駆られている投資家が多い株式市場ですが、個別企業に焦点を当てれば買っておきたい銘柄が出てきました。
ここは、チャンス到来!
お問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!
"必中銘柄"を用意してお待ち致しております。