鹿児島、宮崎県境の霧島山・新燃岳で27日、爆発的噴火が発生しました。
もし、富士山が噴火したら首都東京はどうなるか?と考えさせられました。 パソコンや精密機器が故障し、銀行ATMや地下鉄は動かず、ビルの照明や信号機も消えるかも知れません。
原因は西風に乗って訪れる火山灰です。あちこちの電気系統に容赦なく侵入し、様々な誤作動を引き起こす可能性があると云います。実際、20年前に多くの命を奪った長崎県の雲仙普賢岳噴火でも、火山灰の影響でコンピューターが止まりました。
火山灰は砂粒より小さいガラスの破片のようなもので出来ております。「灰」と呼ぶから誤解を招きやすいですが、タバコや灰のそれとは別物です。とがった角が時に肺や目を傷つけます。
水に濡れると固まるため、排水溝に流せば固まってしまいます。活火山の近くにある街では常識ですが、噴火に慣れていない都市で的確に対処できるのでしょうか。
日本列島は地殻変動では世界有数の地帯にあります。変化に富んだ風景や自然の恵みは享受しつつ、不意の事態にはきちんと備えておきたいものです。
株式投資に例えるなら、株式で儲けさせてもらっている時は、我が人生最良の友に違いないのですが、ひとたび機嫌を損ねると非情なる大敵へと豹変します。まさに二つの顔を持つのが相場の怖さでもあります。
不透明な相場では、突然のアクシデントなど何かの兆しを見分ける目だけは鍛えておきたいものです。
尚、明日29日(土)は、10:00から15:00まで特別投資相談を行いますので、お気軽にお問い合わせ下さい(03-3868-2801まで)