テレビや新聞で「エコ」という文字を見ない日はないでしょう。それと同時に「地球に優しい」という表現もよく耳にします。日常の生活で「エコ」が何なのか、「地球に優しい」とは、何なのか、分かっていないことに気が付きます。
例えば、外出先でトイレに行ったとします。最近の洗面所は、ペーパータオルかエアータオルが殆どです。ペーパータオルを使ってポイするたびに、資源の無駄使いではと、考えさせられます。
一方、エアータオルだと環境に貢献したような気になりますが、エアーを出すための電力を考えると果たしてどうなのでしょうか。自前のハンカチを使えば良いのだと考えては見たものの、ハンカチの洗濯にも水と電力はかかります。
地球規模でエネルギー関係を考えると、大は原子力から、小は牛糞を発酵させたバイオガスまで、多種多様の上、その複雑さに愕然としてしまいます。
石油が主流のころは、石炭を液化させ、ガソリンにする研究がありました。脱石油の今は、電気自動車や燃料電池に力が入ります。
米国を中心に先進国と新興国・途上国が手を結ぶ形で「環境バブル」の発生が現実化してきました。世界的な温室効果ガス削減への動きは、地球温暖化対策を建前としながら、金融危機の処方箋として環境バブルを生み出し、本格的に世界経済を回復させたいのでしょう。
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