先日、仕事でサウジアラビアを初め、海外に長期滞在していた友人と話をする機会がありました。その友人は、海外にいて感じることは、「日本の凄さ、日本企業の底力にビックリする」と、云っておりました。
例えば、砂漠のど真ん中にあるドバイやサウジアラビアの首都リアドでは、街の至る所に噴水があり、水がジャンジャン出ているそうです。また、スーパーで売っているボトル飲料水も安くて美味しいとのことです。
この水の正体は、海水をポンプで汲み上げて、熱して蒸発させ、再び冷やして真水にする「海水蒸留水」と云われるもので、最新鋭の「多段式フラッシュ法」と云う技術が採用されたことにより、家庭用、緑化用、農業用に水が大量に供給できるようになったのです。
その造水プラントの建設やそのプロジェクトに必要なフィルター、ポンプ、浄水装置などの技術は、実はほぼ日本の企業のものだそうです。そして、これらの造水技術は、日本だけに留まらず今後、水不足が懸念されるアフリカ諸国や水質汚染が深刻化する日も遠くない中国やインドなどに進出していくでしょう。
蛇口をひねれば安全な水がでる日本にいると、なかなか気が付きませんが、日本の水処理技術は日本は元より世界中で必要とされていくでしょう。
人間が生活していく上で最も必要である“水資源”に注目です。
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