桜前線が日本列島を駆け上がるとき、時計が少しだけ早く進む気がします。学校を卒業する子供たちがいます。新しい仕事に就く若者たちがいます。遠くに引っ越す友達がいます。無数の別れと出会いが凝縮する慌ただしい時、桜の花が笑顔と涙を彩ります。
「サクラサク」の合格電報が初めて登場したのは、今から50年ほど前の早稲田大学だったそうです。携帯電話やネットに押されて電報は姿を消しつつありますが、この短い一文の強さ、美しさに変わりはありません。
桜の花を頭に思い描くとき、人は自然に生命の勢いを感じるでしょう。曇り空の気分を吹き飛ばす力が桜の花にはあります。
桜咲く季節に、被災者の心の風景はどう変わるのでしょうか。今後の生活への不安があります。おカネの不安、仕事の不安、健康の不安など等…。例年より早い開花は、被災地に元気を吹き込んでくれるような予感がします。
今週は名実ともに4月相場入りです。株が上がれば、元気も出てくるものです。投資家心理も早く暖まってきてもらいたいものです。
皆様方からの投資相談を随時承っております。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!