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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

日本のEPS成長率を評価し始めた海外マネー、視界に6万円...。

  

直近申し上げております通り、米中の水面下の交渉が実り?中国はレアアースの輸出規制を一年延期、米国も100%の関税の延期を決めました。何時もの外交交渉では出来レースのようなものもありますが、今回はぎりぎりの交渉だったのではないでしょうか。

 

特に米国ではレアアースという首根っこを中国に抑えられておりますので、不利な交渉であることは歴然であり、今回のASEAN首脳会議で、米国からの関税交渉の減額等の引き換えに、いち早く東南アジア諸国との重要鉱物を巡る一連の協定に署名していることからも窺えます。

 

それでも交渉が決裂することなく妥協の産物ですが、決まったことはマーケットにはポジティブに働くものと思われます。FOMCを控えますが、消費者物価指数(CPI)の鈍化から年内2度の利下げは決定的とされ、連日続く企業決算も良好なものが目立ち米国市場の強さは継続するでしょう。

 

さて、それよりも楽しみな東京市場ですが5万円を早々の取ってまいりました。5万円と強気の目標値を掲げる機関は弊社も含め大分増えておりましたが、このスピード感には少々驚きです。

 

弊社も含め、この期間でこの水準は正に想定外であり、想定を超えた領域は各専門家、アナリストも把握しきれず、盛んに必ず何処かで大きな調整が入るとしておりますが、それもどんなものか、それがどこかは誰もわからないのが実情です。

 

乗れていない投資家ほどバブルだと騒ぎますが、バブルという類ではないことは昨日も申し上げましたが、押したら買いで良いことは確かなようです。

 

日本企業の決算はこれから始まります。トランプ関税が決まったことから先の見通しもポジティブになり易く、更に円安が進んでおりますので予想を超えるものが多くなると思われ、先の高いEPSをはじき出すものと思われます。高市総理への内外からの期待感も合わせ、このEPSの成長率からはじき出される日経平均は、6万円も視野に入るのでは…。

 

 

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