高市ラリーはとりあえず3日目で冷やされましたが、昨日の200円安もそのほとんどはソフトバンク、東京エレクなどの一部の銘柄で牽引しており、上げても下げても寄与度の高い銘柄の派手さが目立ちます。
あのヒラリー・クリントンでも破れなかったガラスの天井を、今回見事に破った高市新総裁ですが、その期待値に対しまずは先物に向かった資金も、これからは早苗ノミクスの中身を吟味する展開が予想されます。
メディアでは公明党との連立も危ないですとか、労組との関係から国民民主との連立も難しいのでパーシャル連合だとか、いろいろとハードルが高いことは窺えますが、メディアは面白おかしく書くだけで、高市憎しで小泉固めに動いた選挙前を見ればこれも当てが外れるのでは…。
国の政策を司る面々ですから、自己主張だけでは何も通りませんし成立もしません。必ずや妥協点を見出し、政策を履行してくるとものと思われます。
さて高市ラリー、アルゴリズム取引先行で先物に大きな資金が動きましたが、すでに各ファンドマネジャー(人間)の動きはアルゴとは違うところを狙い始めているようです。昨日もこんなところでこんな銘柄がというような動きが散見されました。
押し目を入れつつも裾野はどんどん広がるはずです。トレンドを重視しあまりせっかちに考えないほうがよろしいかと存じます。
また月末にはトランプ大統領が来日しますが、高市氏とは中央銀行に対する姿勢など考え方が近いところも多くあり、安倍元総理の同期であり仲間である高市氏とは馬が合うのではないでしょうか。
トランプ大統領はとにかくインスピレーションです。始め良ければ…、の展開は大いに期待できるものと思われます。
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