バブルの後処理のために次なるバブルを起こすという流れは、これまでずっと続いて来ました。
今から10年前の1999年に起こったITバブル。IT革命と云う名のもとにパソコンや携帯電話のほか、ブロードバンドやeコマースといった百花繚乱のニューテクノロジーが生み出され、ITバブルが崩壊しても世界経済は一時的にも急拡大しました。
不況にあえぐアメリカが、10年間で800億ドルの環境投資を決め、グリーン・ニューディール政策を高らかに掲げた以上、次は、世界中で低炭素社会実現に向けた環境バブルが起こることは間違いないでしょう。
エコや環境は単に地球温暖化を防ぐためだけではなく、奈落の底に落ちた世界経済を立ち直らせる唯一無二の特効薬として期待されているのです。地球環境と世界経済がともにエコ革命を待望している現実がある以上、環境バブルは意図的に引き起こされるでしょう。
今から200年ほど前、イギリスで起こった産業革命では蒸気機関車が動力源となり、社会を一変させました。20世紀になると、ガソリンをはじめとした石油がそれにとって代わり、資本主義社会は加速度的な発展を遂げました。
今後は、CO2排出が"悪"と考えられる時代になり"エコ株ブーム"がやって来るでしょう。来るべき環境バブルは、欧米の住宅バブルの崩壊と金融危機の深刻さから逆算しても、相当大きなものに"せざるをえない"と云えます。
環境関連から第二の「ヤフー」(株価1万倍)が出てくる可能性は大です。
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