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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

日本産業株式会社の社長

 

生前、松下幸之助氏は「誰でも自分を養うだけの金儲けをしなければならない。力のある人はそれ以上の金儲けが必要。」と説き、「“金儲け確保省”を置くくらいでないと駄目だ。」と主張しておりました。
 
経営の神様と云われた松下氏は、国家の経営を企業経営に見立てました。企業は社員に賃金を支払って余るほどお金を稼がなければ、成長はない。国の成長も同じというわけです。
 
「首相は日本産業株式会社の社長」も持論でした。100万円納税した人は150万円分の見返りを得られるようにすることが、国の役割だと言っておりました。
 
民主党の新代表に就いた野田佳彦氏は、松下氏が国家経営を担う人材を育てようと設立した松下政経塾の第一期生です。この20年間、日本の経済は停滞し、賃金は伸び悩んだままです。企業は毎年、コスト削減に追われ続けております。
 
首相となった野田氏には「日本産業株式会社の社長」として、この閉塞状況に区切りをつけ、企業も国も成長するための道筋をはっきりと示してもらいたいものです。
 
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