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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

株価の周期性について...

 

株式市場で折に触れ話題になるのが、「株価のクセ」。特に知られているものには、決まった時期に上昇或いは下落しやすい「周期性」、割安株や小型株への投資は長期的に見て有利という「割安株効果」と「小型株効果」の3つがあります。
 
今回は、この「周期性」についてお話をさせて頂きます。
まず、「周期性」でよく云われるのが、「大統領選の前年は、日米ともに株価は高い」というものです。昨年までの50年間を集計して見ると、大統領選の前年は12回あり、年間上昇率は18%と群を抜く数字で、大統領選の前年は1度も下落はありません。日本株も米国株の影響を受けるので比較的に似た動きを示します。
 
次に日米ともに知られるのが「春の株高・秋の株安」と云われるもの。過去10年の東証株価指数(TOPIX)の月別騰落率を見ると、確かに3?4月は上昇率が高く、9?10月は下落しがちなのが分かります。
 
1949年以降、10月末に買って翌年の4月末に売ると平均で約10%上昇しております。
 
大統領選のサイクルと合わせて考えると、中間選挙年の秋に買い、大統領選挙の前年や選挙年の春に売る戦略が最も効率が良いことが分かりました。
 
こうした株価のクセを金融の世界では「アノマリー」と呼びますが、市場の動きを読み解く材料の一つと考えておけばいいでしょう。
 
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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