主力株から中小型株まで幅広い銘柄が上昇しております。まさに、相場にうねりが出てきている状況で、息の長い上昇局面が期待できます。
一部では高値警戒感を指摘する向きもありますが、諸所の事情を考慮してもここで大幅に下押しすることは考えられず、誰もが知っている相場格言通りの「押し目待ちに押し目なし」の展開となっております。
今回の日本株の上昇は、世界的な株高だけに因るものではなく、日本の国内要因が大きく寄与していることを見逃してはいけません。新政権が脱デフレを意識した能動的な金融政策を示したことで、円安・ドル高方向への流れが鮮明になったことがポイントです。
各企業は長期にわたる円高のため、1ドル78円前後を前提に経営の見直しをしておりましたが、1ドル80円台後半が定着しつつあることは企業のマインドを大きく好転させます。
また、1ドル70円台後半と80円台後半では、株式市場を取り巻く雰囲気も全く異なります。単に為替が円安に転換しつつあること以上に企業が円高対策として取り組んできた、様々な収益改善策も今後、顕在化してくるでしょう。
『新春お年玉銘柄』を発表します。
参加希望の方は03-3868-2801までお気軽にどうぞ!!