金融庁がIT(情報技術)と金融を融合したフィンテックの普及に本格的に取り組み始めます。政府が今月にまとめる成長戦略に、フィンテックを推進するための新たな政府目標を盛り込みます。
去る5月25日、東京都内で講演した金融庁の森信親長官はフィンテックの可能性について「現時点で想像できないビジネスが登場し、国境を越えて世界を席巻するのではないか」と…。
さらに「一大金融変革期が訪れる可能性がある」とし、「必要な環境整備や障害の除去を先んじてやっていく」とも語っております。
また、金融庁はフィンテックの普及を促す新目標を成長戦略に加えるとしています。その強気の目標の一つが2020年、80以上の銀行での「オープンAPI」の導入です。オープンAPIとは、口座情報などの銀行システムを外部に開放することです。
利用者はアプリをダウンロードするだけで、出入金の管理や個人送金、会計処理などのサービスを利用できるようになります。
27年中にキャッシュレス決済比率を今の2倍に当たる40%に引き上げる目標も盛ります。フィンテックを活用し、代金を銀行口座から直接精算してレジ会計をなくす新サービスの実用化も目指します。
フィンテック関連に注目!
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!