チェコの天文学者チーム(チェコ科学アカデミー)は先日、「おうし座流星群」の小惑星が地球に衝突する危険性が高まっているとの研究結果を発表しました。
おうし座流星群のうち大気中で爆発する大型の流星144個を分析し、そこで直径200〜300メートルの小惑星を少なくても2個含む新たな分枝を発見しました。
チェコ科学アカデミーは報道関係者にこの分析結果を発表し、「この分枝には、直径が数十メートル以上の未発見の小惑星が多数存在する可能性が非常に高い」、従って「地球がこの惑星間物質の流れに遭遇する数年に1回は、小惑星と衝突する危険性が著しく高まる」と論じています。
集団で太陽を周回している天体で構成されるこの新発見の分枝は、数年に1回の間隔で約3週間にわたり地球と遭遇します。
そのため、「この3週間の間、より大型の天体との衝突確率が著しく高くなる」、さらに「これほどの大きさがある場合では、地球大気の深部にまで到達することも考えられる」としています。
チェコ科学アカデミーは「局地的もしくは大陸全体に及ぶ大災害を引き起こす恐れのある、この大型の『潜在的に危険な天体(PHO)』に関するさらなる詳細な情報」を得るには一層の研究が必要と所見を述べています。
まるで映画の「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」の世界が実際に実現する可能性があるのでしょうか!?今後の研究結果を見ていきましょう。
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