株式投資において同じ銘柄を売買しても、儲かる人と儲からない人の違いは売買に際して確固たる自信と決断がその差となります。
基盤が軟弱であれば、ちょっとしたことにも動揺しやすくなります。例えば、夜道で枯れすすきを幽霊と間違えてビクリとしたり、肩を叩かれただけでドキッとする前に、揺るぎない心の備えを固めておけというわけです。
同時に、まさかのときにも動じない資力を蓄えておくことも重要であり、これを言い表した格言が「備えあれば迷いなし」です。ギリギリの資金で株式投資をしていると、常に損失を出したくないと思い、僅かなことでも動揺し迷いだしその結果、適切な処置が出来なくなるのが通例です。
迷いの最たるものが指値の取り消しです。相場の動きにつれて自分の判断に対する自信が揺らぎだし、指値を取り消してしまいチャンスを逃がしてしまうケースです。
「指値は取り消すな」という相場格言もあるように、最初から綿密な調査と冷静な判断があれば、簡単に指値を取り消すことなどありません。一時的な思い付きなどで行動したものは“根なし草”のようなもので、ちょっとした風で判断が崩れてしまいます。勿論、その指値が正答であるかは別問題です。
この確固たる自信と決断を持っていれば、慌てなくても済むという教えはウォール街にもあり、「ドタバタは避けよ」との戒めの言葉になります。
本日は3つの相場格言を取り上げてみましたが、本質は皆どれも同じです。皆様方の投資の際の参考にしてみて下さい。
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