主要三指数、更には小型株指数のラッセル2000も新高値に買われる米国市場は引き続き強い展開が続きそうです。半導体(SOX)指数も高値を示す中でAI関連銘柄の中心的存在も変わらず、今週主力銘柄マグニフィセント7の決算が始まります。
クアルコムがAI向け新型の半導体を開発したというニュースとともに、株価は20%の上昇を示しました。決して小型株ではありませんが、じゃぶじゃぶの過剰流動性のなせる業と思われます。
SOX指数の新高値が伝えられた東京市場では、半導体株が上昇を牽引した米国ほどではなく、連動したのはソフトバンクと東京エレクトロンのみで、他の半導体株はさすがに昨日は調整となりました。
今週は決算では米国でマグニフィセント7、日本でも主力企業の決算が始まり、更にマクロでは中央銀行の週で日米ともに政策金利が決まります。米国の利下げはほぼ間違いないと思われ、日本も前回の政策決定会合で7対2の比率で政策金利は変わりませんでしたが、今回も大きな変化はないと思われます。
更に、異例の速さで行われた日米首脳会談も株式市場にとっては好材料となるでしょう。首脳会談での高市総理の一連の演説を聞いていると、石破前総理が全く伝わらなかったことも作用しているのか、自信に満ちた分かりやすい内容で、具体策を好む外国人投資家はシンパシーを感じると思われます。
トランプ大統領の高市総理の評価も抜群に良かった様ですね。わかりやすく防衛費の増額を喜んでいたことと、更なる深い日米同盟にも言及しておりました。高市総理の外交デビュー戦はまさしく合格点であると思われます。
その高市内閣の支持率が記録的に高いパーセンテージを示しております。日経調査の75%が一番高いようですが、特に働く若者世代は84%と伝わっております。これでは野党も簡単に高市総理の足を引っ張ることはブーメランになりそうです。昨日押し目を入れましたが、幅広い高市銘柄に今後も買いの手が出そうです。
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