「株価」と「出来高」の関係は、「魚」と「エサ」の関係で捉えることができます。「エサ」を多く与えれば、養殖の「魚」は大きく育ちます。
今年2月から4月にかけての出来高増加は、マーケットに「エサ」が大量に与えられたことで、「株価(魚)」が大きく育った訳です。
しかし、今はその「出来高(エサ)」が少なく、「株価(魚)」が順調に育っているとは云えません。
ここから更にひと回り大きくなるには「エサ」が必要となってきます。日本の株式市場がチンタラしているのは、先に与えた「エサ」では、株式市場が十分とは云えないと判断しており、市場が新たな経済対策や追加金融緩和を求めているのです。早急に追加の「エサ」を与えてもらいたいものです。
また、出荷には「魚の形」が大切なように、日経平均も高値を追うには綺麗な形が必要です。1万1000円程度まで上がってくれば、09年11月と先月8月の「ダブル底」に対して綺麗な理想的なチャート形成となるのですが...。
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