スイスの金融大手のクレディ・スイスは世界の家計資産が2015年までに10年比で61%増加し、315兆ドル(約2京5700兆円)に達するとの報告書をまとめました。
新興国の中間層が資産を大きく増やすことが主因で、特に中国の中間層の家計資産は111%増の35兆ドルとなり、インドやインドネシアの資産額も倍増するといいます。
2010年時点で1万?10万ドルの資産を持つ中間層は10億人に達し、この中間層の6割はアジアに居住しており、消費者として世界経済の成長を牽引していくでしょう。
アジア地域の消費拡大は日本経済にとっても大きなプラスになり、地理的にも東アジアに位置する「日本」が、最も有利なことは云うまでもありません。
調査は166カ国・地域が対象で、資産額は預金などの金融資産と不動産などの非金融資産を合計し、ここから債務を引いて算出したものです。
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