ジョン・マークス・テンプルトン氏はグローバル投資の第一人者で、第二次世界大戦後の欧州市場で1ドル以下に放置されている全ての銘柄を100株ずつ購入して、数年後に5倍に増やしたことで、一躍有名になった投資家です。
そして、日本市場でも1970年代に買い進めた全ての株をバブル崩壊前に見事に売り抜けました。
テンプルトン氏の投資方法は、市場に放置されている人気離散株を買い、過熱化したときに売りさばく典型的な逆張りで「悲観の極み」の出動を勧めています。
今回の金融危機で日本の市場は完全な弱気相場(ベア・マーケット)の中にありましたが、市場の歴史を振り返ると、既に悲観の中で、バブルが生まれている可能性は極めて高そうです。
いま、日本株は極端な割安に放置されており、どこを買っても報われる場面でしょう。配当利回りが長期金利の2倍もある株なんて先進国のどこを探しても見当たりません。
今の1万円前後の日経平均は、「あの時は安かったな」と過去を振り返るのはすぐ先の未来でしょう。たぶん2年ぐらいで日経平均は2万円に乗せているでしょう。株の極意は勝てるときに買い、勝てないときには何もしないこと。今こそ、全力投球が最善の投資戦略です。
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