ちょっと前までは「PIGS(豚たち)」と、揶揄されていたポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインなどの重債務国を抱え、景気後退に悩まされていた欧州(経済)に、ようやく景気の底打ち感が強まってきました。
欧州の復活基調につれて、日本からのEU(欧州連合)向けの輸出額も3か月連続で前年比プラスに転じました。
「欧州中央銀行」が重債務国の国債を大量に買い入れることで国債の値崩れを防ぎ、金利の上昇を抑え込んでいることや、ESM(欧州安定メカニズム)と呼ばれるセーフティーネット(安全網)が整備されたことが大きく、ユーロ相場は堅調となっております。
特に対円でのユーロの値上がり率は大きく、「円安」により日本企業の輸出環境が一気に好転しました。
「ユーロ高・円安」の中で、証券市場が注目し始めたのが、「欧州向け売上比率の高い企業群」で、“欧州の景気回復×ユーロ高”がキーワードです。
すでに米国市場では関連銘柄の株価が大きく上昇しており、当然日本市場でも「欧州向け売上比率の高い企業群」は注目となります。
元々、欧州向け輸出比率の高い企業群の直近のユーロ想定為替レートは115〜125円と余裕ある水準が設定されており、現在の1ユーロ=134円前後の水準なら、さらに先行き売り上げは上方修正されます。
欧州経済急回復で欧州向け輸出比率の高い企業に注目です。
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。