日経平均株価は6営業日続伸となり、昨日は終値2万823円で取引を終了。2015年6月高値(アベノミクス相場の最高値)である2万868円を射程圏に捉えてきました。
9月上旬のこのコーナーでは、9月1日「あの時の押し目が買い場だった」、9月5日「閑散に売りなし」、9月6日「永遠に下がり続ける相場なし」、9月7日「歴史の教訓」と、今が底値であるとお話を致しました。
その後、日経平均は皆様方もご存知の通り、その時から1500円ほどの上昇となり、弊社の相場見通しが見事にまで的中しております。
対ドル相場は、9月上旬に付けた年初来高値である107円台からは円安・ドル高に揺れ動いたとはいえ、15年6月に付けた125円台の円安・ドル高には程遠い水準です。
今後、日経平均が15年の高値を超えて、さらなる上昇を目指すにはドルの対円レートを注視したいところです。
為替チャートを見ても、現在ドルの対円相場は15年6月以降の円高・ドル安トレンド内での反発局面にあると想定できます。
加えて現在の相場のトレンドを示す12か月移動平均線は円安方向に転じています。ドルの対円相場がこの流れのまま、節目の114円台を超えてくると、次は16年12月の高値118円67銭、さらには15年6月高値125円87銭を目指す展開が期待できます。
その先にあるのは、2020年に向けての日本株の大相場でしょう。
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