10月21日の日経新聞の市場点描によると、日経平均株価のトレンドを示す移動平均線がそろって反転し始めたとしています。
200日移動平均線は9月中旬に底を打ち、その後は上向きの兆しが出てきた。上昇傾向が定着すれば年末にかけて株高が期待できるとの見方が浮上していると解説しています。
足元では100日移動平均も上昇傾向に転じた。一般に長期の移動平均線を日経平均が上回ると、移動平均が下値のメドと意識されやすくなるとも。
21日時点の200日平均は2万1234円、100日平均は2万1297円となっています。
また、21日時点の25日平均は2万1919円で、これを超えた水準で値固めできるかが年末高シナリオのカギを握るとしています。(市場点描から)
直近11営業日の上げ幅は1200円超に達し、日経平均株価の予想PERは約12.8倍となっていますが、15年に18倍台を付けたアベノミクス相場の中では、12倍台というPERは必ずしも高いとは言えません。
NYダウの20倍前後、世界平均の16倍台から見て、日本株は割安に置かれたままにあると言ってもいいでしょう。
多くの個人投資家は中国景気などの先行きを不安視しているようですが、株式市場はその先を読み始めています。
すなわち、亥年の格言通り、「本格上昇に向けて値固めが進む」との動きになっており、今後の株式市場の流れは「亥年の値固めから子年の繁栄へ」と突き進んでいくことになるでしょう。
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを承っております。
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!