日本株市場に力強さが戻り始めています。米大統領のトランプ氏の姿勢に多少なりとも温度変化が見え始めたことや、米国が今年2回目の金融緩和を英断したことで、常識外な割安状態に置かれていた日本株市場に外国人マネーが回帰してきています。
ここから重要なことは、この上昇相場の持続性ですが、今後新たな悪材料が出てこない限り、意外な大相場に発展しそうです。
昨年末の日本株市場は米中問題をはじめ、英国のブレグジットを巡る不透明感、日本の消費税増税、日本企業の業績不安など様々な悪材料を織り込む展開となっていました。
約1年にわたり紆余曲折を繰り返していましたが、これらのネガティブな悪材料は大方織り込んだと判断できるからです。
外国人投資家の売り越し金額は19年1年間で、現物株だけでも8兆円にも上っており、日本株の保有比率は大幅に減少しています。
外国人投資家が重要視しているデータ指数に「シリコンサイクル」というものがありますが、同サイクルが底打ち様相を呈してきており、今後、同指数の反転とともに外国人投資家の更なる日本株買いが想定できます。
結局、日本株市場は波乱の8月相場で多くの悪材料を織り込み、下値確認を顕現し、強気相場へと転換したと言えます
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