米国大統領選挙が無事?終了しているいのか微妙ですが、大方のコンセンサスは民主党、バイデン氏勝利を好感し、世界の株式市場は過去の大統領選挙後のように株高に沸いております。
ただ、米国は当初から危惧されていた通り、トランプ大統領が不正投票を訴え法廷闘争に持ち込むようです。バイデン氏よりも少ないとはいえ、トランプ大統領も4年前の得票数を大きく上回る7千万票以上を獲得していることから、根強い支持層を抱え、分断はますます進みそうです。
政治的には米国同様欧州も相変わらず感染者の増加ペースに拍車がかかる状況は変わらず、更に、英国のEU離脱に向けての通商交渉は、良いとこ取りを狙うことから全く予断を許さない状況であります。
そんな中でも、ひときわ際立つ安定度で日本が大きく注目されてきている状況下、東京市場も例外なく、29年ぶりの高値を更新しました。
世界を駆け巡る莫大な投資資金は、コロナ禍でも安心して投資できる国を常に探しております。日本は菅新政権が発足し、政治体制も安定し、コロナ感染者も先進国では二桁少ない数で連日抑えていることから、最適な投資先ではないでしょうか。
ウォーレン・バフェット氏が日本の商社株を一気に7千億円も買ったのは象徴的なことであります。バフェット氏に続けの号令ではありませんが、一年ぶりに外人投資家の記録的な買い越し額が11月に判明いたしました。日本株に上昇シグナル点火であります。
現状先物中心ゆえファーストリテイリングなど225値嵩株が中心ですが、先週で決算も終了していることから、現状の限られた銘柄から横に広がり、本格的上昇相場となるのもそう遠くない未来ではないでしょうか。
一般的に現状の株高は225中心ゆえ、個人投資家にはあまり恩恵を及ぼしておりませんが、資金は必ず循環いたします。「陰極まれば陽に転ず」の言葉通り、先物主導から出遅れているTOPIX型の、個人投資家好みの相場展開の足音が聞こえ始めております。
こうご期待です。
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