さすがに日経平均は飛ばしすぎた感は否めません。乖離率8%を超えは日柄整理に入るでしょう。先週末の相場展開も高値更新後3日続落となり、調整モードやむなしの状況であります。
しかしながら、「しばらく高値更新はお預けか、残念。」と思うなかれ、これからが再び個人投資家の舞台であります。直近の日経平均の上昇は先物主導、個別銘柄を主戦場とする個人にはあまり恩恵がなかったとの意見も多かったようですが、これからは切り口のある、材料株が飛ばします。それは業績であれ、テーマであれ、いずれにしても個人投資家にとっては稼ぎ時であります。
それにしても相場展開は強いですね。先週後半の動きを見ても、日経平均が止まるとすかさず次の物色対象に資金が移動します。ファーストリテイリングを中心とした先物から、調整明けの小型株が明らかにいい動きとなっております。
相場環境を考えると、パンデミックは治まるどころか、相変わらず猛威を振るっております。経済再開後の世界の景気だってどうなるかわかりません。普通に考えれば?「株なんか買えないよ。」となるのかもしれません。
それでも株は上がります。桁違いの金があるから、次から次へと新しい買いの資金現れます。屁理屈を捏ねずにシンプルに考えてください。今まで経験したことのない未知の領域で、経験したことのない桁違いの資金が株を買っています。
日経ヴェリタスの先週号に投資信託の運用成績で面白い記事がありました。毎年の相場が良いか悪いかで、投資信託の成績は分かりやすくプラスかマイナスのどちらかに傾きます。しかし今年は大きくプラスもあれば大きくマイナスもある。例年にない光景です。
プロの運用者のとっても今までの尺度で計れば伸ばせず、大胆に発想の転換ができた投資信託は高パフォーマンスであったということです。
相場とは本当に「懐疑の中で育つ!」ものであるとつくづく感じます。
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必中国策銘柄を用意してお待ちいたしております。