大方、バイデン次期大統領で決まりでしょう。まだ現職トランプ大統領の法廷闘争が控えているようですが、側近からは思いとどまるよう説得されているようであります。
トランプ大統領が思いとどまらなければ、今起こっている分断はそう簡単には納まりそうもありません。米国の混乱が続けば、利するのは明らかに中国であります。大統領選挙の最中も南シナ海では好き放題、台湾にはプレッシャーをかけ、尖閣諸島でも自国の漁船を守るための武器使用の許可も出すという傍若無人ぶりであります。
一日も早く次期政権の速やかなスタートを切に願う次第であります。
それにしても、バイデン氏も当選が見えてきたあたりから演説に強さが出てきたみたいです。選挙戦中、オハイオ州、フロリダ州をトランプ大統領に取られたあたりの演説は弱々しく、Sleeping Joe
と言われておりました。
それに比べ、副大統領候補のハリス氏。この女性はその立ち振る舞い、演説、素晴らしいですね、選挙期間中からそれは目立っておりましたが、昨日の演説でも明らかにバイデン氏よりも心に刺さりました。
話はそれましたが、バイデン次期大統領の次の大きな政策はクリーンエネルギー。中でも太陽光パネルでは日本はかなり頑張っていると思いきや、国内でもそのシェアは中国メーカー、更にカナダ、韓国と続き、その後にやっと京セラが続くという状況ですから哀しい限りであります。
バイデン次期大統領が決まった以上、世界の流れは太陽光に限らず、風力発電も加えて再生可能エネルギーの普及です。太陽光では既に前述の通り生産規模で海外勢に先行を許しておりますが、風力に至るや、更にその差は歴然としております。
このままでは関連ビジネスともども利益の海外流出に繋がります。企業努力のみに任せるのではなく、官民挙げての企業づくりで競争力を付けて行かないと、液晶パネルなどのようにいつか来た道と同じとなってしまいます。
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