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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

銘柄発掘の原点は徹底した"現場主義"

当社プラス・アルファが企業の評価をする上で、必ずチェックをすることがあります。その企業のHPに「社長の顔」と「社長の挨拶文」が載っているかどうかです。

 

過去に不祥事を起こしていたり、事業で失敗の過去を持つ経営者はHPに顔を出したがりませんし、キチンとした社長は挨拶文で仕事に対する強い情熱を自ら書いています。秘書らが「企業理念」を数行書いて体裁を整えただけのものは信用出来ません。

 

HPである程度の情報を確認したら、いよいよ企業訪問ですが、広報担当者から仕入れる情報以上に重要なポイントは「社長室」です。

 

大理石の大きなテーブルに高価な革張りのソファーが置かれ、有名画家の絵画が飾られ、動物の剥製、著名人とのゴルフコンペのスナップ写真などが、これ見よがしに置かれていたら要注意と考えた方が無難です。

 

今の仕事に挑戦意欲のある社長であれば、こうした調度品は不要です。また高価な調度品ほど会社の経費で購入されていることが多く、これは公私混同の極みです。社長室にこれらのものが複数あったら、その会社は要注意です。

 

また、数日間通わなければ分からない職種(企業)もあります。例えば、食品スーパー。鮮魚や青果売り場に"潜入"させてもらい流通業の現場を学んだこともあります。

 

そこで、一番意外だったことは、〔顧客に選ばれる店の第一条件〕です。皆様方は何だと思われますか?答えは、1番が「鮮度」、2番目が「品揃え」、そして3番目が「価格」でした。価格主義の外資系のWやKが日本で成功しないのはそこらに理由があると云えます。

 

また、店の裏側にも重要なヒントは隠されています。精肉や鮮魚のさばき方一つでその店の競争力は大きく変わってきます。極端な話、午前10時にオープンする店ならオープンまでの時間をどう有効活用するかで殆ど勝負は決まってしまうと云っても過言ではありません。

 

当社プラス・アルファの銘柄発掘の原点は、このような徹底した"現場主義"とオリジナル分析スキル『相場の匠・銘柄マックス』で二重三重の徹底分析をしているからに他なりません。

これからも時間が許す限り、この方針で皆様方と歩んで行きたいと存じます。