気が付くと、ライブドアショックから始まった新興市場の株価下落が3年を過ぎてしまいました。平成18年1月のピークにはジャスダック指数は142ポイント、マザーズ指数は800ポイント、ヘラクレス指数は4234ポイント。
それが今では41ポイントと342ポイントと490ポイントへとそれぞれ大幅な下落となっております。
そこで思い出すのが、平成10年のロシア危機から始まった金融パニックの年です。日本でも長銀や日債銀が次々と経営破綻したことは、まだ記憶に新しい出来事です。
パニックは「政策の母」と云われるようにマーケットが動揺し、人々がパニックに陥るたびに政策が発動され、相場は基本的に「実勢」と「政策」の綱引きのような状態となります。
平成10年当時、株価底打ちのきっかけとなったのは、「60兆円の金融システム安定化策」と云われ、今回の金融危機の際は「米国での70兆円の金融安定化法案」と「日本での経済対策・景気対策」によるところが大です。
当時も、景気や企業の業績はまだ悪化傾向にありましたが、こうした状況の中でも、新興市場の指数は半年後には倍増へと上昇していきました。株価の方は独自の先行性を示して大幅高となったのです。
今の日本の状況は、まさにこの平成10年時に酷似しており、いよいよ新興市場が"復活の狼煙"を上げるのではないかと、一部で囁かれ始めました。新興市場は飛行機の機首によく例えられます。降下する時は真っ先に下を向いてしまいますが、上昇する時にはイの一番に首をもたげる、という訳です。
なにしろ新興市場の銘柄は、ひとたび人気化すると枯れ木に火が燃え移った状態となり、株価倍増・3倍増は当たり前と云った様相を呈します。
いま仕込んでおきたい新興市場の"有望銘柄"があります。
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