株式市場の相場格言に「ヘビは足がなくても木に登る」との教えがあります。「株価は確たる根拠がなくても上がるときは上がる。」という意味です。
特別、市場にインパクトを与える好材料がでた訳でもないのにスルスルと株価全体が大幅に上昇してしまうのもその一つです。すると、上げ相場に乗り遅れまいとする投資家たちが一斉に買い群がってきて、あっという間に株価全体が大きく水準訂正をしてしまうと云うパターンです。
また、各企業が厳しい業績を予想していたのですが、意外にもビジネス環境が好転して想定外の大幅増益となった。このような時は、株価は想像以上の大幅な反騰を演じます。これが「不況時の株高」と云うものです。
株式市場が上昇トレンドに入ると投資家の心理は今までとは急転するものです。悲観一色だったニュースも雇用の改善や企業の業績向上といった前向きな記事が多くなり、世の中が一転パッと明るくなります。
こうなるとシメタものです。株価と云うものは、もともと景気の先行指標の要素を持ち合わせております。鼻が利く投資家が先行投資をはじめると、買いが買いを呼ぶ株高連鎖が起こり、株が引っ張る形で経済全体がみるみる明るくなっていきます。
株価上昇は資産効果につながり、企業の活性化や個人消費の活発化をもたらします。そして、景気の拡大サイクルに入っていくわけです。
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