昨年の春先、世界中が懸念したのは1929年の大恐慌の再来でした。「100年に1度の経済危機」と云う言葉が決まり文句となり、書店には、この不況が及ぼす影響について予言した雑誌等が山と積まれました。
しかし、1929年の大恐慌とGDP成長率、失業率、物価の下落率、不良債権比率などを比較しても、今回の不況はやはり軽いものだったと云えます。
最近、サンフランシスコ在住の知人からのメールでは、「近所のファーストフード店では、メニューの殆どが約5%ほどの値上げをした。しかし、店側もお客もそれを当たり前のように受け入れている」と話していました。
自動車販売や住宅価格などを見ても、悪影響は恐ろしい予言の半分くらいで過ぎ去ってしまった感があります。米国では様々なことで、新しい経済成長の芽生えが確認出来ています。
当面は米国市場の回復を支えとした外国人投資家の日本株買いによって、上昇相場の展開となりそうです。弱気は禁物、この流れに素直について行きたいものです。
財は掻き集めるものです。
ただ、待っているだけではやって来ません。
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