気象庁は22日に東京にサクラの開花宣言が出ました。昨年より1日遅く、平年に比べると6日早いと云います。
サクラは日本人にとって特別なもののようです。古くは、在原業平が「世の中にたえてさくらのなかりせば春の心はのどけからまし」と詠み、西行が「願はくは花の下にて春死なんその如月の望月のころ」と詠みました。
江戸時代になるとあちらこちらで花見が盛んになり、上野、飛鳥山、隅田川堤などへと庶民は繰り出し、日頃の憂さを晴らしました。古来より、花と云えば桜のことで、誰にでも身近なものでした。春が訪れる喜びをこの花を見ながら皆で分かち合ってきたのでしょう。
物の名前にも、この花の名前をつけて呼んだものが少なくなく、桜エビ、桜貝、桜鯛、桜餅、桜湯など桜の色は何かほのぼのとして、優しい気分にさせてくれます。今風に云えば、「いやし」「ヒーリング」と云った事でしょうが、日本人は自然の中に、その時々の季節を味わう事で気持ちをリラックスさせたのではないでしょうか。
今週は名実ともに4月相場入りです。投資家心理も暖まってきました。
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