2010年の相場の主要テーマの一つが「環境分野」であることに変わりはありません。なかでもLED(発光ダイオード)は今年中に大きく花開くと見られております。
LEDはその名の通り「光を発生する半導体」で、化合物に電気を流して発光させる仕組みです。最大の特徴は、消費電力の低さと長い寿命にあります。消費電力は白熱電球の8分の1、寿命は約40倍で、1日10時間の使用なら10年間は取替えずに済む優れものです。
LEDは現在、携帯電話などの液晶パネル用バックライト、電光掲示板、自動車用ライト、交通信号などに広く利用されております。さらに、足元では大型液晶パネル用バックライトや一般照明用途へと採用が拡大しつつあります。
照明用途では白熱電球の50倍前後していた価格が、普及拡大による量産効果で蛍光灯に近い価格まで下がりそうで、2011年のLED市場規模は127億ドルと08年の倍増となり、この分野で先行する日本メーカーの活躍の場が一層広がりそうです。
LEDメーカーから"大出世株"が出てきそうな予感がします。
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