例年この季節ならではの行事として、お花見があります。皇居周辺の千鳥が渕に浮かぶボートで、ゆっくり揺られながらサクラを鑑賞するのは格別の趣。
ですが、サラリーマンであれば社内の新年度最初のイベントとして、花より団子、普段のうっぷん晴らしで大いに酒を酌み交わし盛り上がるのが風物詩でしょう。
ちなみに、戦国の武将・豊臣秀吉ほど人脈作りに花見を利用した人物はいないと云われております。花見の幹事は、もともと客をもてなす主人の役割。秀吉は金箔をちりばめた会席弁当のほか、超甘口のにごり酒「天野酒」を用意するなど、正夫人の北政所ら女性陣への気遣いもありました。
また、徳川家康が来るとなれば、彼が愛飲したとされる「南都諸白」も用意し、参加者の好みの銘柄も事前に調べておいたと云われております。
先日の某大手ビールメーカーが行った「お花見に関する意識調査」では、68%の人がお花見を計画しており、近年で最高の参加意向となったようです。世界的経済不況など暗いニュースが多い中で、お金がかからず、手軽に家族そろって楽しめる最高の野外レジャーとして、お花見が定着しているそうです。
株式市場にも数年ぶりの春が訪れて、満開のサクラ見物と行きたいところです。
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