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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

石破総理の限界を見つつ、市場は想定通りの中小型へシフト。

  

 国市場ではNASDAQSP500は連日高値更新しておりますが、ダウの出遅れが顕著で高値も間近と思われます。昨日はトランプ大統領の懐刀、ベッセント財務長官が9月の利下げは0.5bpが理想的との見解を示すと米国市場は大きく上昇しました。

 

 現状までのマーケットは0.25bpを織り込んでおりましたので、05bpをベッセント財務長官が示したことはサプライズだったと思います。パウエル議長に対するトランプ大統領の包囲網は着実に狭まっているようです。

 

 FRBの金融政策に言わば駄目だしをしたベッセント財務長官ですが、更にFRB庁舎の建設費に対してトランプ大統領はパウエル議長を相手どり訴訟も辞さずとまで言及し、重ねて圧力をかけております。

 

 マクロは引き続き忙しい展開ですが、ほぼ決算発表を終えたミクロの企業業績は予想以上に好調で、概ね11%の増益で着地しました。怪しい経済指標は出ておりますが、好調な業績を維持しながらも利下げが現実となればマーケットには追い風です。

 

 さて東京市場でも決算発表はほぼ終了となりましたが、全体的には米国ほど良くありませんでした。46月期ですから関税の影響が読み辛いところが随所に感じられました。

 

 総論はそんな感じですが、各論は健闘している銘柄が多発しております。日々申し上げている通り、イベントトレーダーに荒らされる3日から1週間は当たり前ですので、決算短信をしっかり確認してください。

 

 未だにヘッドラインのコメントだけで売買判断を下す投資家がおられます。イベントトレーダー、アルゴと目先の波乱要因は常々申し上げている通りですので、そんなものに付き合う必要はありません。

 

 話は変わりますが、石破総理が節目の戦後80年のメッセージとなる総理談話を見送るようです。同じく節目の70年談話で安倍元総理が後世に引きずらないようにとしたのが未だ記憶に新しいのですが、やはりこれが石破総理の限界かと存じます。

 

 

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