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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

模様眺めもテーマ株探しは旺盛です。

  

 米国では目前に控えたジャクソンホール会合でのパウエル議長の発言に神経を尖らせております。米国市場は大きなポジションは控えられ、キャッシュポジションを高めているヘッジファンドも多いようです。それだけ例年にないほど今年は注目されております。

 

 直近のジャクソンホールでの公演と市場の反応は、2022年の講演内容は急速な金融引き締めを示唆し、株式市場は急落、長期金利は上昇、2023年は引き締め姿勢継続を強調、市場は急落こそないものの非常に不安定、2024年はインフレ抑制に成功しつつ利下げに言及、市場は安堵感から上昇、長期金利は下落傾向と正直な展開です。

 

 2025年は現状ではインフレ率は目標の2%に近づいており、傍ら労働市場の冷え込みに警戒する姿勢が強まっている状況から、FRB内でも「調整すべき時期が来た」と明言しており、9月利下げに向けたシグナルを発する可能性が高いと思われます。

 

 仮にハト派発言が伝われば、8月に調整に入っている大型テック株に再び資金が向う可能性がありますが、バリュエーションを考えれば買い辛いと…。普通に考えれば不動産、公益事業。生活必需品セクターなどかと思われます。

 

 東京市場でも米国市場が気がかりですので、こちらも3日続落となり商いも徐々に薄く、全体では模様眺めの様相ですが、ただ昨日も申し上げましたが値上がり銘柄と値下がり銘柄が拮抗しており、昨日も新高値銘柄は130を超えております。

 

 日経平均指数寄与度の高い銘柄には調整が入っておりますが、材料株には資金が向っている構図であります。更に、現状旬な話題はステーブルコインですね。トランプ大統領もかなり前のめりの発言が目立ちますが、米国にとってドルの威信を保ちつつ、ドル需要を抑える、つまりドル安を志向できるところに注目しているようです。

 

 米国の後を追うように日本でも金融庁の法整備が進み、単なる暗号資産の一種ではなく、次世代の決済インフラとしての地位を確立しつつあるいえます。因みに関連銘柄では金融株(特に金融庁の後押しから地銀)、ブロックチェーンではアステリア、Speee、シンプレクス、インタートレード、インフラ系でインターネットイニシアチブなど、…。

 

 

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