カレンダー

<   2025年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

アーカイブ

“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

売り方の悲鳴が聞こえる東京市場、未だ締め上げの動きか...。

  

 マグニフィセント7の投資計画が凄いことになっております。各社2025年度の計画はアマゾン1000憶ドル、アルファベット850憶ドル、マイクロソフトが800億ドル、メタ・プラットフォームズ720憶ドル、アップルはトランプ大統領と同席時に6000憶ドルの投資を決定しております。

 

 AI、データセンターなどインフラ関係だけでも3000から4000憶ドルのAIインフラ投資が見込まれており、それだけ大胆な投資を行う傍ら、大規模なリストラを同時進行で行うそうで、まさに今の日本に必要な生産性を高める舵取りであります。

 

 米国企業は臨機応変に人員削減を行いますが日本ではそうはいきません。残念ながら気を見て敏に生産性を高めることができる米国企業の成長の礎を見せられた格好です。

 

 テスラ、エヌビディアについてはまだ正確な投資額が発表されておりませんが、対中国へのH200の半導体輸出が条件付きで決まりましたから、エヌビディアに関しては再び次世代半導体への莫大な投資が報じられそうです。

 

 これだけ快進撃のマグニフィセント7ですが、それ以外の米国企業の決算も、SP5008割強の企業が予想を上回る内容で着地、更に来期の見通しも良好とのことで米国市場はまだまだ強い展開が続きそうです。

 

 東京市場の決算発表はピークを迎えておりますが、米国の8割に比べると若干劣るものの6割の企業で予想を上回っております。トランプ関税の直撃を受けている割には優秀と思われます。

 

 対中関税の延期、ソフトバンクなど一部値嵩株の上昇、建設など内需大型株の好決算もありましたが、材料より需給が優先するのが株式市場です。信用買い残、裁定買い残の水準がかなり低い状態は相場の持続的強さを継続させます。

 

 グローバルなリスク緩和を甘く見ない方がよろしいかと…。

   

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。