株の世界では、古くから「時代の変化に注意していれば、伸びる会社は分かる」と云われています。その時代の変化を察知するには、電車内の乗客や中吊り広告に大きなヒントを見つけることが度々あります。
例えば、2004年頃に携帯型ゲームが流行し、車内でもゲームに熱中する姿が見られました。今では、スマートフォンが大普及し、新聞記事も通勤途中にスマホでチェックするサラリーマンが増えております。
さて、株式市場は日経平均株価のPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回っており、歴史的な安値水準となっております。しかし、その中身は売られる株は徹底的に売られますが、買われる株は、ますます買われる相場になっています。要は銘柄ごとに精査が必要ということです。
相場には事実が一つでも、見方は二つあります。今が安値水準と見る見方と、まだ安値があるという見方。或いは、今後も低調との見方と、反転上昇するとの見方です。この強気、弱気の両方のバランスがあって相場は成り立ちます。
しかし、いよいよこのバランスに変化が現れ、12月には買いに分がある相場が訪れると見ております。
そろそろ海外投資家を含め、全体的に売り枯れの時期が到来する筈です。降り止まない雨などありません。スコールが明ける前が、一番辛い状況なのです。今がその時ではないでしょうか。
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