福島県の面積は全国3位で、東京の6倍もある広さだけに、地域ごとに風土も人情もずいぶん違います。
太平洋岸の浜通り、県庁所在地がある中通り、歴史ある城下町を抱える会津、明治の初めの一時期には、それぞれが別の県でした。
その浜通りの原子力発電所周辺から、沢山の人が暮らしを立ち切られて各地へと逃れております。なかでも会津への避難者は約1万人もおり、温暖な浜通りから疎開してきた人々の目下の不安は会津の寒さと雪だと云います。
会津という地域は、かつて戊辰戦争で辛酸をなめ、1万数千人の藩士や家族が下北半島に移っていった歴史を持つ土地です。様々な難儀のまつわる東北の苦難が、今も続いております。
東北の復興には多くの時間と資源を要しますが、日本が今回の「地震」「津波」「原発事故」という三重の悲劇を吸収することを誰もが望んでおります。
今回の大惨事を風化させることなく、我々は心を一つにして、劇的な復旧・復興を果すと同時に、あらゆる有事に備えて様々な心配りをしておくことも大切です。
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