東日本大震災後の日本では、エネルギーの多様化や需給のやり繰りが大きな課題でした。解決できる新技術として蓄電池への期待は大きいです。
水道の蛇口から瓶に水を入れるとき、勢いが強すぎると入り口で溢れてしまいます。初めはチョロチョロ、そしてだんだん流れを太くして、終わりに向かって、また減速していくのが素早く水を満たすコツです。同じ理屈が蓄電池についても云えます。
蓄電池の役割は大きく分けて3つあります。エネルギーの効率利用のための「時間シフト」、非常時への対応のための「空間シフト」、風力など再生可能エネルギーを吸収し出力を調整する「品質向上」です。
今後求められるのは充放電効率やエネルギー密度の向上、長寿命化といった基本性能の向上と低コスト化です。
これまでの自動車産業では、機械が主役で電気は脇役でした。ですが、蓄電池の技術が進めば、そんな風景は一変します。蓄電池の技術進歩には、株式市場の観点からも注目です。
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