株式市場で日本株が割高か割安かを巡る議論が盛んです。20年以上にわたる株価下落で株価指標は先進国市場と比較可能な水準になってきたからです。
企業の資産価値の面から株価水準の妥当性を計る指標にPBR(株価純資産倍率)があります。
株価を1株当たり純資産で割った指標で、PBRが1倍のときに会社を解散すると、計算上は株価と同額の残余財産を株主に渡せます。このためPBRの1倍は「解散価値」と云われ、株価の下値のメドとされてきました。
世界の主要市場の平均は1.6倍程度ですが、日本株のPBRはようやく1倍を回復した水準です。
このように資産価値の面からも日本株はまだまだ割安で魅力的な水準にあり、より一層積極的な投資を心掛けたいところです。
尚、明日10日は午前10:00から午後3時まで投資相談を行いますので、03-3868-2801までお気軽にどうぞ!!