日経平均は昨年11月25日の安値8160円から今年3月15日の高値10158円まで上げ幅1998円、上昇率24.4%を示現しました。上昇ピッチが早く、上昇期間も3カ月になるため、一部では高値警戒感も出始めております。
しかし、既にNYダウはリーマン・ショック(08年9月)直前の高値を上回っているのに、日経平均はリーマン・ショック直前の高値(08年6月6日の1万4489円)に遠く及ばず、実際はまだまだ出遅れ感があります。
日本市場は近年、超円高に苦しめられてきました。円高→株安、円安→株高のパターンになっており、円高が諸悪の根源となっていたのです。
その円高が是正され、日本市場の修正が始まったのです。また、相場に警戒感があるうちは、株式市場にとっては逆に相場に延命効果をもたらすものです。
何年にも及ぶ下落相場からの反騰はまだ始まったばかりです。
今後の投資戦術については、徹底した「押し目買い、吹き値売り」が出来るかどうかが、投資の成否を左右するでしょう。すなわち、悪材料が出て株価が急落した場面で「突っ込み買い」、投資家が強気になり楽観ムードになったところを「吹き値売り」する作戦が有効でしょう。
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