大震災の被災者らの不安をあおり、見舞金を振り込ませる悪質な開運商法が急増しております。この手の開運業者は雑誌に広告を掲載することが多いようです。
岩手県の60代の女性は、広告を見て「願いが叶う数珠」を15750円で買ったのですが、使い方が分からず業者に電話をしました。すると、宝くじを買うよう云われた。くじが外れたと電話をしたら、被災地への見舞金50万円を振り込むよう云われ「運気を上げる」と、水晶玉などが送られてきたそうです。
その後も次々と開運商品を勧められ「もうやめたい」と云うと、「交通事故にあってもいいのか」と驚かされたと云います。
他にも、業者が一方的に商品を送りつけてくる「送りつけ商法」などの悪質な詐欺商法もあります。「皇室のお祝い事」とか「チャリティー」を騙ったものや、料金代引きで「カニ」や「伊勢エビ」を送りつける商法もありますので、くれぐれも気をつけて下さい。
また、業者が一方的に商品を送りつけてきた場合には「売買契約は成立しておりません」。従って、代金を支払う必要は全くありません。特商法では、売買契約に基づかずに送られてきた商品は、届いてから14日を過ぎても業者が引き取りに来なかった場合、受取人が処分してもいいことになっておりますので、ご安心下さい。
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