いよいよ今週からロンドン五輪の開幕です。
ロンドンで五輪が開催されるのは、1908年、1948年に次いで3度目ですが、日本にとっては初参加です。
日本の五輪初参加は1912年の第5回ストックホルム大会からで、今年は以来100年目の節目になる大会でもあります。初参加のストックホルムでは、日本選手は陸上短距離の三島弥彦選手とマラソンの金栗四三選手の2人だけで、結果は共に惨敗でした。
第一回のアテネ五輪は女子禁制の大会で、参加したのは欧米戦勝国の14か国、選手は男子のみで280人でした。100メートル走では、米のトーマス・バーグ選手がただ一人クラウチング・スタートで優勝し注目を集めました。マラソンの優勝者は地元ギリシャのスピリドン・ルイス選手で、優勝タイムは2時間58分50秒でした。
第四回のロンドン五輪では、英と米の間に収拾できないほどの、いくつかのトラブルが起こり、7月19日の日曜日にペンシルバニアのエチュルバート・タルボット主教がミサで各国選手団を前に「オリンピックで重要なことは、勝利することより参加することに意義がある」と説教し、のちのちに語り継がれることになったのです。
また、第五回のストックホルム五輪で、「オリンピックには政治上の領域に関係なく独立して参加する資格がある」という理念が確立され、この大会から敗戦国の日本の参加が認められるようになりました。
このように様々な歴史を背負って開催されるロンドン五輪ですが、日本勢の活躍を祈って精一杯声援しようではありませんか。
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