地球規模で見ると、今まさに空前の“繁栄の時代”にあると云えます。アジア圏では年間所得が5000ドル以上の人口が約9億人に達しました。
5000ドルと云うのは、大衆消費社会の入り口です。その大衆消費社会の水準にある人が日本人の8倍も存在しているのです。彼らはもう貧しい人間ではありません。安くても悪いものは買わず、質のいいものを求めています。
経済はグローバル化され、インターネットの革命で様々なビジネスチャンスが生まれています。歴史的に見ても、これほど市場のパワーが強い時代はないと云えます。
さらに日本は、好条件に恵まれています。最大の優位性は地理的条件と技術力が挙げられます。今、燃え上がっているアジアの中心に日本はあります。成長地域にある唯一の先進国なのです。
欧米などは周りに成長地域がありません。日本で製品を作って東南アジアに持っていくにしても、距離的に負担が少なく、アジアの高度成長を直に享受できるのです。モノの供給体制を整えるための投資の新たなメガトレンドが始まっているからです。
今後は、日本がアジア圏を「内需」と云えるような時代になっていくでしょう。高い技術力と生産力を備えた日本(株)こそ、最も魅力的と云えます。
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